ライターズブログ

12月特集 液晶演出の制作について

ライター:| 2012.12.13 掲載

パチンコ・パチスロ遊技機業界におけるクリエイターの存在は、とてつもなく大きくなりました!

その中でも、液晶演出の分野は「今や遊技機の人気を大きく左右する」と言っても過言ではありません。昨今の求人状況をみても、オーサリングやコンポジッターと言った液晶演出に関する求人が、ますます増加傾向にあることからも、その必要性は増しています。

映画やアニメ、ゲームと言ったCG・映像制作者は数多く存在すると思いますが、遊技機の特性まで理解しているCG・映像制作者はまだまだ少ないというのがパチンコ業界を取り巻く実状です。そこにニーズがあるからこそ、将来クリエイターを目指している方々に、少しでもパチンコ業界に目を向けて欲しい!そんな想いから、今回は液晶演出の制作に関する特集記事を作成致しました・・・。

★作成者 G&E名古屋スタッフ一同

 

TOPIC1 キャラ設定

遊技機の企画を考える際に、セールスポイントとなるゲーム性やスペックは最重要課題ですが、それと同じ位、重要になってくるのがキャラクターの存在です。今年度の大ヒット機種を思い浮かべて下さい。キャラクターのデザインが、実際にテレビ放映されていた当時のデザインのままでなく、スタイリッシュな現代風のデザインに調整されているなんてこともあるんですよ!皆さん気付いていましたか?言われなければ分からない方が、ほとんどだと思います。特に遊技機の開発は1年半~2年程度かけて行われるので古さを感じさせないセンスが必要なんです。また、現在は既存のIP(=知的財産)、いわゆる版権を使用した遊技機が全盛ですが、サミーの『獣王』やSANKYOの『夢夢ちゃん』のようにオリジナルIPにも力を注いでいる企業があるのもパチンコ業界の特徴と言えます!

 

TOPIC2 彩色

ビジュアル面でも際立たせることが重要です。例えばSNSなどのカードゲームにも採用されている『覚醒』、覚醒前と後のキャラクターイメージをどうするのか?覚醒後のビジュアルを極めて際立たせることで、強そう=熱さを自然とイメージさせなければならないのが遊技機なんです。遊技したことがない人であっても何となく分かる要素が求められる訳です。そういった意味でもキャラクターが持つビジュアルの重要性は年々増していると言えるでしょう。既存のIPを使った遊技機でも、ビジュアルを調整したり、現代風にアレンジしたりして、クオリティーを高める努力を行っているのも現在のパチンコ業界の特徴です!この辺りにもパチンコ業界におけるクリエイターの存在が重要であることが感じられるのではないでしょうか?大当たり確率が1/300のパチンコであれば、スタートが1分間に6回転で、約1時間打ち続けて1回大当たりが引けるかどうかの世界。しかも、投資金額を考えれば尚更、本当に細かいところまで作り込みしなければならないのがパチンコ・パチスロ遊技機なんですね・・・。

 

TOPIC3 素材作成

『キャラ設定』『彩色』が終わったら、パチンコであればパチンコ図柄、パチスロであればリール配列などの素材作成を行います。もちろん、液晶演出において背景なども手を抜くことは出来ません。遊技機に液晶画面が搭載されてからは、どのメーカーも実写やアニメ、フル3DCGなど様々な表現を用いた液晶演出に特に力が注がれるようになりました。黒澤明監督が映画の撮影中だけ民家の2階を撤去した逸話や、四季シリーズで有名なユンソクホ監督が民家の屋根の色を塗り替えさせたといった話は有名ですが、時代にあった街並みの雰囲気を表現するために、敢えて高い建造物を配置しない、逆に配置するなどといったような工夫、季節感を表すために空の色を変えるなどの事細かな工夫がなされているのが現在の遊技機なんです。同時に画像企画書(どんな演出があるのかを企画したもの)の作成も行います。通常画面の構成であったり、演出構成・リーチフローの作成といった作業が発生するのがパチンコ業界の特徴です!

 

TOPIC4 絵コンテ作成

画像企画書をもとに絵コンテやVコンテの作成を行います。パチンコ・パチスロ遊技機の映像制作では、特に尺や間といった感覚が、とても重要になることは言うまでもありません。一般的な映像制作では、パチンコ・パチスロの演出ほど、尺や間といったことを気にしなくても大きな問題にはならないと思います。例えばテレビなら放送事故と思われるような間さえもランプや役物(ギミック)との複合を考えれば必要不可欠なんですね。だからこそ、絵コンテやVコンテというのは、遊技機開発においては設計や仕様書に該当するくらい重要なものなんです。この出来、不出来が、その後の遊技機のヒットを左右すると言っても過言ではありません。そして併せて重要になってくるのが、演出置数といった演出の「出現頻度」「信頼度」「大当たりの割合」と言った演出バランスの作成であることも、もちろん忘れてはなりません。最近はパチスロでも役物を搭載する機種が増加傾向にあります。パチンコ・パチスロ遊技機は、役物、電飾、サウンド、確率制御などを行うプログラム、そして映像といったハードとソフトが一体となって「楽しさ」や「面白さ」を初めて提供できる品物なんですね。ほんまに・・・奥が深い・・・。

 

いかがでしたでしょうか? ニャハハ(笑)

5~6年前、誰が、日本の半導体事業が駄目になると予測出来たでしょうか?日本を牽引したきたTOP企業ですら、明日が分からない時代。パチンコ業界に対するイメージは、もちろん賛否両論あると思います。その上で考えてみませんか? アニメやゲーム、映画業界なども魅力的ですが、クリエイターとして、ほとんどがハズレ抽選の遊技機(=飽きさせない裁量が必要)に持てる才能を注いでみては・・・。きっとやりたい仕事が見つかるはず・・・。一人でも多くのクリエイターを目指す方々がパチンコ業界に興味を持ってくれれば幸いです!

最後に・・・ゆるゆるイメージ動画を・・・。 では・・・では・・・。

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